翌週は東方で催される鬼狩りへの参加が内定したおっさんとキャップ。
鬼狩りの前週となる今回は軽めに調整すべく、通いなれた吉野屋湾フグをチョイスした。
が、予想外の雨風と寒さでとんでもない修行と化してしまった…。
前日の予報では、南岸低気圧が通るけど雨は降っても朝型早い時間のみで、降る地域も房総半島の先の方や外房だけとなっていた。
アカメフグ狙いならホームは川崎~横浜のベイアリアだし、遠出しても木更津あたりまでなので濡れることもないだろうとタカをくくっていた。
当日、キャップをお迎えに行くとポツポツと雨が。
天気予報サイトを見ると前日より少し悪化して、9時前くらいまでは弱い雨が降る予報になっていた。
が、船宿についたころには結構しっかりと雨が降り始め、おまけにクソ寒い。
体感気温は明らかに0度以下。
まだ電熱ベストは要らないと思って準備してこなかったことを後悔した。
こんな陽気なので人もまばら。
フグ船は最終的に15人乗船で定刻前に河岸払い。
感染防止の昨今だけど、今日はさすがにキャビンに逃げ込んだ。
雨が当たらないキャビンで惰眠を貪るおっさん。
船は小一時間ほど走り減速。場所はいつもの川崎新堤。
若干沖目にポジションを取り、東側に流れていく感じで実釣開始。
が、なんもアタらん。
アタらんだけならまだしも、雨風が強くなってきて寒さがハンパない。
最初のポイントを1時間程度やっただけで体に震えが来てしまい、アタリだか自分の震えだかわからん状況に。
おっさんは開始早々にチビコモンを掛けただけでしばらくは完全に沈黙。
寒すぎてよく覚えていないけど4か所目のポイントあたりだっただろうか?。
南本牧を回って根岸湾に入ったあたりで風裏側となり雨も少し小降りになって少し凌ぎやすくなってきた。
ここでようやくキャップに小振りサイズだが本命がきた。
ここまでおっさんは正直今回はボウズかも…と覚悟するくらいアタリを出せていなかったが、キャップが釣れたすぐ後におっさんにもアタリが出て小振りな本命をゲット。
高活性ってわけではないけど、仕掛けを下ろした先にサカナがいれば口を使う感じみたい。
けど圧倒的に個体数が少なくてアタリがでていない印象。
このぶんだと1日やってチャンスは10回もないだろう。
こんな時は少ないチャンスでいかに確実に掛けるかがキモなので、アタリが出ても慌ててアワせず、チラシの親針が折れることも覚悟の上で万全の体制で掛けにいく作戦に。
国際埠頭西岸の大型船が接岸するエリアにきて、今日イチでサカナっ気を感じた。
おっさんたちのいる右舷が岸側なので障害物をタイトに攻められるけど、ほとんどの人は投げずに船下をやっている。
おっさんたちはルアー時代に鍛えたピッチングを駆使し、根掛り覚悟で攻撃的に障害物の奥へビシバシ入れていく。
メカニカルブレーキを完全フリーにして障害物の際々に落とし込み、着底と同時に穂先をハネ上げるアタリで掛けたのは今シーズンタイ記録の37センチ。
この場所で本命を2匹追加してなんとか格好はつけたけど、その後はサッパリ。
チビコモンを1匹追加しただけで、結局天気予報は大外れで沖上がり時間までバッチリ雨となった本日の寒中修行は終了した。
結果はおっさんが本命4匹、チビコモン3匹、チビシロギス1匹。
キャップは本命3匹、チビショウサイ1匹、良型のカサゴ1匹。
チビフグたちは大策船長の浦安放流事業に協力するため、浦安まで連れてきてディズニーランドの沖で放流しました。
<使用タックル>
竿:ダイワアナリスター湾フグ
リール:Abu Garcia REVO ALC-BF7
ライン:ミチイトPE0.8号 リーダーフロロ5号
仕掛け:浅草釣具オリジナルチラシ仕掛け
<アカメフグ釣果>
レコード:37センチ
今回釣果:4匹
最大釣果:14匹
ブログ開設後の累積釣果:66匹
竿頭:1回
<今日のごはん>
寒中修行で体力を使い果たしたキャップが「濃いの」と言うので世界の田中で。
辛ラーメンがあったので迷わず発注。結構辛かった(>_<)。