寄りフグ。秋口に海苔棚に集まってくる小型のショウサイフグを胴突き仕掛けで釣る釣り。
これまでおっさんは寄りフグとは縁が薄く、一昨年は仕事でハマっている間にシーズンが終わり、昨年は湾フグ各船ともに海苔棚をやらない事態。
今年こそ…と思っていたところに、8月の仕事のトラブルで未消化だった夏季休暇を1日でも取りなさいとの会社からの命令が。
吉野屋のフグ結果を見ると、大策船長が今にも海苔棚に行きそうな気配なので、平日木曜日に休みを取って突入してみた。
当日はまたもや雨。前日までいい天気だったのに。
5時少し前に宿について、席札を見ると両トモだけ既に取られていた。
大策船長は海苔棚と根周りをやるって言ってたので、ミヨシでも大丈夫かな?ってことで右のミヨシを確保。
席で準備をしていたら大策船長が登場し、「今日は最初から海苔棚行きます。胴突き用意しておいてください。カットウはやってもアカメです。」と宣言。
キター(゚∀゚)!。遂に寄りフグデビューかぁ~。
でもカットウはアカメだけってとこは思ってたのと少し違う。木更津から近い根周りでアカメとショウサイの両天秤するのかと思ってた。
最終的には9人程乗船し、若干のフライングで河岸払い。おっさんはいつもの通り席で爆睡。
50分程走り、木更津沖で船はスローダウン。
前方には海苔棚らしきものが見え、シーズンが終わった網を回収しているのだろうか?操業中の船も見える。
大策船長は超スローな操船で海苔棚らしき中に侵入する。
が…。待てど暮らせど「ハイ、どうぞ」とならない。
30分近く捜索して、ようやく「ハイ、どうぞ」。
「
見せて貰おうか、海苔棚の性能とやらを。」
が…。仕掛けを下ろすも何も起こらない。3分くらいで「すいません、上げてください」。
これを2回ほど繰り返し、3度目に仕掛けを下ろした時にようやくアタリが出る。が、針掛りしない。
なかなか針掛りさせられずにアタリの正体を確認できず悶々し始めた頃に後ろの方の人が掛けた魚はちっさいサバフグだった。
アタリはあったのはこの場所が最初で最後。
「あと2か所くらい見てダメならアカメに行きます。全然反応無いです。」
なアナウンスの通り、その後2か所ほど仕掛けを下ろしたものの、何の反応も無し。
10時半を過ぎたころ、遂に大策船長は海苔棚を諦める。
2時間強海苔棚にいて仕掛けを下ろしたのは30分あったかな?
探索してる間は雨風も強くて、ミヨシで風モロのおっさんはブルブルと震えていた。
横浜方面へ向けて東京湾を横断し30分くらい走っただろうか?。
アカメの時にはよく見かける国際埠頭の建物が見える運河の入り口で船は停止した。そのまま水路(?)を釣っていくようだ。
いつものチラシ仕掛けに持ち替えたおっさん。
但し、今回は現時点で既に誤算がある。今回はもっと長い時間海苔棚をやるだろうと思っていたし、カットウはアカメとショウサイの両天秤だろうとタカをくくっていたので、底がヤバい所用の3.5号ハリスで仕込んだ捨てカットウ針が10本くらいしかない。このあたりは根掛りがドギツイから、これで最後までもつだろうか…。
水路に入ってすぐ、チョイ投げから早いテンポで探っていたら穂先がふわっとしたところを即アワセくれて船中最初のアカメをゲット。
ここから水路を抜けるまでの間は好調。アカメ5匹と食えるサイズのコモンフグを1匹、後はピンポン玉よりは大きいかな?くらいのチビを5~6匹。
その後もいいペースでアタリは出せる。が、リスキーなところを攻めていかないとアタリは出せない。リスキーなところは当然根掛りも多い。
2匹追加する間に3.5号ハリスの捨てカットウ針は完売し、残りの1時間は根掛りの心配がない砂地で使う用の5号ハリス捨てカットウ針だけに。
このハリスで針を底に食われると仕掛けごとイカれる可能性が大なので、ビビりながら釣りを継続する。
が、当然結果はついてこなくなり、大失速する。
根掛り怖さでアワセもチビってしまい、なんとこの後、アカメっぽいアタリは4連続巻きバラシ。
乗せられたのはリリースサイズのちっさい子たちだけ。
結果、アカメは7匹とコモン1匹お持ち帰りで、チビ多数(最後は数えてなかったけど10匹以上)は全部リリース。
リリースしたチビ軍団にはチビトラもいました。
やっぱりこんな終わり方でしたw。
にしても…3年連続でフラれるとは、寄りフグとは縁がないようです。
<使用タックル>
竿:ダイワアナリスター湾フグ
リール:Abu Garcia REVO ALC-BF7
ライン:ミチイトPE0.8号 リーダーフロロ5号(※高切れ対策)
仕掛け:浅草釣具オリジナルチラシ仕掛け
<アカメフグ釣果>
レコード:36センチ
今回釣果:7匹
最大釣果:14匹
ブログ開設後の累積釣果:51匹
竿頭:1回