衝撃の野毛屋71匹水揚げ事件から数日。
湾フグ各船は日によってはデコボコしながらもトップの数字だけ見れば普段とは比較にならない大漁でお祭りが続いている。
が、しかし。
我らが大策船長だけはお祭りに乗り遅れている感が否めない。
きっとアタリが出始めるまでの間に我慢しきれなくなって移動を繰り返して暴走丸に変身して…なパターンなのかな。
そんなこんなで週末。
雨予報であまり沖まで攻めた釣りには出たくないとのキャップの希望もあり、おっさんとしては連戦となるものの吉野屋からショウサイフグで出船した。
祭りが終わっていないことと大策船長が暴走しないことを祈りつつ…。
なお、今回も終日雨のため、写真はほとんどありません。
当日は左舷トモから2番目にキャップ、3番目におっさんの布陣。
到着時には右舷ミヨシが空いていたのでキャップにお勧めしてみたけど、例によってキャップは拒否権を発動。
最終的にフグ船は二艘となり、既に定刻となりつつある15分程のフライングで出航。
場所取りしていた常連さんたちが二艘目に移ったことでスカスカになったキャビンで惰眠を貪るおっさん。
1時間ちょい走ってポイントに到着。
近くに東京湾観音像が見えるから、いつも通りの大貫沖。
周囲をよく見るとちょっとした船団になっていた。
船団中からのスタートのようなので、これで釣れてくれれば大策船長が暴走丸に変身することもなくなる。
「ここからやってみてください」の合図で仕掛けを落とす。
見せて貰おうか。
71匹を叩き出したお祭りの性能とやらを。
しーーーーーーーーーーん。
多少は持っていた期待とは裏腹に何も起こらない。
操舵室の無線からは各船長の「釣れねぇ」とか「サカナいねぇ」とか「型みれてねぇ」とかなボヤキばかりが聞こえてくる。
しばらくこの場所で粘ったけれど、この日は型すら見ることは無かった。
そう、祭りはおっさんたちの登場を待たずに終わっていたのでした。
1時間粘っただろうか?ついに我慢しきれなくなった大策船長が先陣を切って動く。
船団よりもだいぶ南側に船を進めてイカリを下ろす。
ここではポロポロっと型は見れ、おっさんもここでファーストフィッシュをゲット。
でも型が見れたのは右舷に偏った気がするのは気のせいだろうか?。
暫くして一度回り直してイカリを下ろしなおす。
船団もこぞって近くに移動してきた。
今日のところは大策船長の移動は正解だったようだ。
ここではさっきよりも頻繁に(といってもまばらだけど)アタリが出るようになり、間が空きながらもおっさんは数を積み上げ始める。
この流しがこの日一番の大流しとなり、おっさんはほぼ全てのサカナをここでゲットして、計6匹。
キャップはおっさんよりも倍くらいアタリが多いものの、やたらと掛けミスが多く、この時点では軽トラを含む4匹に留まる。
この後、小移動してからは何も起きなくなった。
厳密に言うと、隣のキャップにはたまにアタリが出るものの、おっさんには何も起こらない。
序盤にふわっと感じていた右舷への偏りは、明らかに顕在化している。
どうやらサカナが右舷側の後ろから入ってくる流れのようで、ポツ…ポツ…は右舷側か後ろ側のキャップまでしか回って来ない。
ということで、おっさんは追加なし。
いくら掛けミスを減らしても、アタリが出なきゃ(出せなきゃ)獲れない。
キャップは相変わらず掛けミスが多いものの、ポツ…ポツ…と出るアタリを拾って最後は6匹まで伸ばしてフィニッシュ。
2人とも仲良く6匹な相変わらずの体たらくでした。
<ショウサイフグ釣果>
レコード:31.5センチ
今回釣果:6匹
最大釣果:10匹
竿頭獲得:2回
ブログ開設後の累積釣果:61匹
<今日の晩ごはん>
月曜に引き続きまたもG系な
ぽっぽっ屋水道橋店。
決してポツポツしか釣れなかったからってダジャレではない。
昔、職場最寄りにあったぽっぽっ屋で食った記憶を元に油めんを注文したんだけれど…。
過去の記憶が美化され過ぎたのかも…。