有給休暇消化の関係で急遽金曜日が休みになったおっさん。
もちろん出船する。どうせキャップは関西出張でこの週末は出てもソロが確定してるしなので、遠慮は要らない。
癒しの沖五目やトラリベンジも考えたけど、結局いつもの吉野屋からショウサイ狙いに決めた。
トラ狙いで2連続カスリもしないのもいやだし、ショウサイの船でもトラが釣れてるみたいだし…が理由ですw。
当日。
キャップを回収しなくて良い分早く着き、4:45頃には宿の駐車場に滑り込む。
席札は両トモと左ミヨシが取られていた。トモ側にするか少し悩んで右ミヨシを確保。
当日はトラフグ船も出ていたのでショウサイ狙いは物好きな人しか来ないだろうと予測してたのに、結局は10人も集まった。物好きが多いことw。
若干のフライングで出船、一路大貫沖へ。
そそくさとスカスカのキャビンに収まり惰眠を貪るおっさん。
あ、キャビンに入って良いかどうかは船長に確認しようね&入るときはマスク必須でね。
船は1時間強走って大貫沖に到着してイカリを下ろした。
実はおっさんはこのイカリを下ろしての釣りが苦手。
と言うのも、一度イカリを下ろすと流し変えは随分と先になることが確定する。
自分がツボにハマれればいいんだけど、ハマれない場合は流し変えまで悶々と過ごすことになる。
また、イカリを下ろしてのショウサイは圧倒的にトモ側が有利なことが多い。
案の定、序盤のおっさんには何の反応もない。
船長アナウンスによれば潮が流れるまでこの場所に居座るとのことなので、開始から1時間半は動かないことが確定。
誘いのリズムを短くしたり長くしたり、誘いの幅をコンパクトにしたり大きくしたり、船下をネチネチやったりロングキャストしたりと愚策の限りを尽くすが何も起こらない。
結局最初の流しは何事も無く終了。
そして流し変えて二か所目も同様。
二か所目から三か所目のポイント移動の間にキャップにLINEで何も入ってない桶の画像と一緒に「アカン、てんでダメ」とコメントを送り付ける。
三か所目のポイントでも序盤は何も起こらない。
徐々に修行の色合いが濃くなってくる。
お昼も近くなった頃にようやく本日最初のアタリ。
だが、ショウサイにしては派手めのアタリだったのが若干気になる。
アタリの派手さのわりにあまり抵抗せずに上がってきたのは…おっ!軽トラやん!。
軽トラゲットでなんとか2連続ボウズは回避。
ボウズを回避したとたん、結構な睡魔に襲われる。
前日ちょっと遅かったから睡眠時間が短かかったせいカモ。
立って誘い続けるのもキツいので、竿は出したまま座り、船べりに肘をかけてちょっと休憩。
休憩で誘わないから潮に流されて仕掛けが徐々に流され始め、これ以上糸を出すとオマツリになりそうなので回収しようか考えていたら、穂先が小刻みに震える。若干びっくりアワセ気味にアワセたが乗らない。仕掛けを慎重に同じ位置に戻して暫し待つとセカンドチャンス到来。今度はしっかりと上方向に持ち上げるようにアワセて乗った!。アベレージサイズのショウサイを1匹追加。
今のショウサイは、ほとんど誘わず置きっぱなしにしてたらアタった。
もしかしたら今日のサカナは「どスロー」で、ヘタに誘ったら食わないのかも。
ということで釣り方を大幅に変更。
潮上に軽くキャストして糸が縦になる時間を稼ぎ、底を取ったら流れで移動する分を補正するためだけに誘い、後は食わないときのシロギスのように仕掛けをあまり動かさずに置いておき、一定以上糸が出て斜めになってアワセが効かなくなる前に回収して差し直す。
と、1匹目と同じように回収間際にアタり、今度はバッチリ乗せて2匹目。
どうやら「どスロー」の推理は正しいっぽい。
四か所目のポイントも「どスロー」前提の「ほっとけメソッド」で攻め、間が空きながらも3匹上積み。
うち1匹は今季初の30オーバー。
終わってみればショウサイ×5匹+トラフグ×1匹で船中4位。
「どスロー」と言う決して得意とは言えない展開と序盤の惨状を思えばまあまあ頑張ったかな。
<使用タックル>
竿:ダイワアナリスター湾フグ
リール:Abu Garcia REVO ALC-BF7
ライン:ミチイトPE0.8号 リーダーフロロ5号
仕掛け:浅草釣具オリジナルチラシ仕掛け
<ショウサイフグ釣果>
レコード:31.5センチ
今回釣果:6匹(うち、1匹はトラフグ)
最大釣果:10匹
竿頭獲得:2回
ブログ開設後の累積釣果:45匹