男なら闘う時が来る。誇りを守るために命を賭けて。(by尾藤イサオ師匠)
そんな戦いになるなんて、数日前には夢にも思ってませなんだ。
先週の段階で名残のタコかイサキかの二択でタコに行ったため、今週は半ば自動的にイサキへ行くことになる。
あさなぎ丸さんの釣果を見ていると、一時期の「条件次第で二束もあるんじゃね?」な頃から落ち着いてきたものの、直近1週間もトップは束超え又は束近い数字でスソでも2桁程度と高値安定だったので安心していた。
が、しかし。おっさんたちはイサキと相性が悪いのだろうか?。直前の結果を見たら、いきなりトップが11匹なんてリーマンショック以来の大幅下落。
こりゃダメかも…と思い、一時はキャップにタチアジへの変更も打診したものの、男は戦わなければならないと言うイサオ師匠の言葉を思い出し、超絶渋いであろうイサキへ挑むおっさんたち。
お迎え云々はいつものパターンなので省略して5時半前に宿に到着。
前回は一番乗りだったものの、今回は先客がいた。更に連戦の常連さんもいるようで、四隅の席は埋まっており、おっさんたちは左舷のトモから2~3番目に落ち着く。
連休の前だからだろうか?その後もポロポロと乗客は増え続ける。最終的に片舷10人ちょいと
あさなぎ丸さんにしては結構な込み具合に。20人あまりを乗せた船は定刻に河岸払い。
今回のおっさんの作戦はこんな感じ。
- 取り合えず電動からスタートし、早いシャクリでしか反応しないようならより軽い手巻きタックルに変更。
- 大潮なので早潮対策のショート仕掛(自作)けを多用する予定
- ウィリー船だけど調子が落ちているので、付けエサにオキアミをこっそり持ち込み
移動中は飛沫かないので自席で爆睡していたら、小1時間ほど走って剣崎沖に到着。周囲には船団どころか船がいない…。
ぐるりと方向転換してポジションが決まったら「ハイどうぞ」。指示ダナは20~15メートル。
その1投目から大ドモの常連さんが1匹上げる。船長アナウンスによると右舷でも上がったようだ。
小刻みに流し変えながらの数投目でキャップにもウリンボサイズの配当が回ってくる。あれ、これって好転してる?と思いたかったものの、キャップが2匹目を上げたあたりで周囲の反応もピタリと止まる。
ここまでおっさんには全く気配なし。ひとまず大潮のわりに潮が流れていないので、早潮対策のショート仕掛けから通常の仕掛けにチェンジする。そして、魚がセレクティブになっている気もするので、一番最後のハリには食わせ用のオキアミ(持参)を付けてみた。この作戦でようやく1匹目となるウリンボサイズを確保。
が、アタリは続かない。たまにアタってもハリ掛りしないのは恐らくエサ取りたち。その証拠に「取り合えず釣れた魚は一旦桶に入れる主義」のキャップの桶がみるみるうちに水族館化していく。
イサキは更にたまーーーーーーーーにしかアタらない。午前中で4匹⇒時速1匹なんて超激シブ状況。大ドモの常連さんも似たり寄ったり。右舷の常連さん1名はツ抜けした模様も、それ以上の良い情報は無い。
仕掛け長を変えたり誘いを変えたり愚策を施すも、時速1匹な状況は変わらない。お土産になる外道でも…と思うものの、エサ取りのアタリすら無くなってきた。
沖上がりの1時間ほど前。指示ダナの一番上で最後のシャクリを入れたところでこれまでとは違う手応えで30センチジャストのイサキが。
でもその後は何も起こらない。結局、剣先沖は最後まで沈黙し、イサキの部今期最低釣果をマークして、今季のイサキは終了となりました。
船宿の結果を見るとトップは20匹(右舷の午前中でツ抜けしてた人ですね)だったようです。まだまだ修行が足りんな。
<使用タックル>
竿:シマノライトゲームBB TYPE73 MH200
リール:シマノForceMaster600
ライン:ミチイトPE2号 リーダーフロロ4号
仕掛け:ハヤブサ ウイリー4本針仕掛け
<イサキ釣果>
今回釣果:6匹
レコード:30.5センチ
最大釣果:9匹
ブログ開設後の累積釣果:23匹