4月19日 トラフグ@浦安吉野屋

とあるおっさん

2021年04月19日 23:00

前回釣行で今季最後と書いておきながらまた行っちゃいました。


今回の本命はコレの入魂。

そう、現行型の探検丸。
前回の釣行から持ってたんだけど、前回の釣行時は使えなかったので使いたくてウズウズ…。
なのにキャップは「週末は荒れそうだからパス」と言い出し(´・ω・`)。
当のおっさんは日曜深夜の仕事があり、朝4時前には解放されるスケジュール。
こりゃ月曜に行くっきゃないっしょ。
でも仕事が確実に終わる保証はないから予約不要な船宿だと選択肢が急激に狭まる。
更に探検丸が使える船だと思いつくのは田島"ゆとり"大策船長の第一吉野屋丸くらい。
と言うことで2回連続のトラフグ釣行。
前々日土曜日の船中ゼロを見て釣れる気は全くしないけど、日曜の時化で何かが変わってれば…な、微かな期待はありました。

当日は仕事がめっちゃ早く終わり、船宿と同じ方面の担当者を車で送ってから船宿に到着。
一日一善しておけばどっかで帰ってくるものです、きっと。
4時くらいに宿に着いたら四隅のうち右ミヨシ以外は完売。トモはどちらも2名。
右ミヨシと迷ったけど今日は探検丸の操作に慣れることが主目的なので、座りやすい左舷のトモから3番目をチョイス。
結局30人からお客が来て、平日にもかかわらず二艘で出陣。
二艘になって席間が広くなったので少し前に出て大策船長の足元席に。
出発前に大策船長に探検丸が使えることも確認して、イザ出船。

1時間少々走って現着。
周囲の景色から剣崎沖あたりっぽい。(航路はアプリをONしたのに取れてなかった…)
この周辺の中層を攻めたりボトム付近を攻めたりとテンポよく流して行く作戦のよう。
が、たまにマサバやらサバフグやらがポロポロっと釣れるくらいで本命は型すら見ない。
本命は期待薄なことから、おっさんは釣りながら探検丸をいじり倒し、サバフグのアタリに全く気が付かずにエサを取られる始末w。
そんな感じでまったりと午前中は過ぎていく。

お昼前、大策船長が無線に向かって
えっ!!マヂっすか?行きます行きますすぐ行きます!!!
と奇声を上げ、その後すぐにシブい声で「上げてください」なアナウンス。
もしかして仲間の誰かがトラフグ乱交パーティーの現場を押さえた?。
大策船長は全開バリバリなトップスピードでどんどん南下していく。
向かう先は恐らく久里浜沖だろう…こりゃホンモノかも!。

到着した先には吉野屋の二号艇とお隣さんの黄色い船がいた。
見ている目の前でお隣さんの黄色い船のトモ席でトラフグがタモ取りされた。
こりゃホンモノ確定だ!。
船長の合図と共に仕掛けを下ろす。
80メートルの深度がもどかしい。
底に着いた頃合いで5~6名の竿がほぼ同時にぶん曲がり、船長がタモ取りで船上を駆け回る!。
おまわりさーん、ここは間違いなく乱交パーティーの会場でーす。

ちょっと出遅れ気味のおっさんも丁寧に底ダチを取り直し、底から2メートルほど切って誘ったところでアタリ!。
慎重且つ大胆に、フォースマスター401を唸らせて80メートルを巻き上げ、ファーストフィッシュは無事に大策船長の構えたタモに収まる。
が、このタモが…。
ビリビリに破けたのをタイラップやスナップサルカンで応急処置してあり、これに仕掛けとPEがこんがらがってPEを切るハメに。
幸いリーダーは生きていたので、PEでこんがらがった仕掛けは放置して新しい仕掛けを取り出し、リーダーをオルブライトノットで結んで速攻で復旧。
が、復帰したのも束の間、すぐに左隣りの人の取り込みにPEが巻き込まれて、フグの歯で高切れ。
「アセるな…オルブライトノットなら1分あれば結べる…仕掛けの予備もまだたくさんある」
心の中で言い聞かせ、敢えてタバコに火をつけてお茶を飲んでから確実にリーダーを結び直し、新しい仕掛けを付け直して再チャレンジ。
いい人はこの時点で4匹くらいで、トラブルが続いたおっさんは大分差をつけられていた。

しかし、追いつめられて集中力が上がり切ったおっさんは「ゾーン」に入った。
仕掛けを80メートルの底までプレゼンテーションし、1メートル底を切ってワンアクションで1匹追加。
これで狙うタナも底から1~2メートルの狭いバンドにロックオン。
こまめにタナを取り直して、続けざまに2匹を追加。


ただ、4匹目の水揚げ時に右隣の人のPEを巻き込んでしまい、ここでも時間を大幅にロス。
オマツリを解いたころはもう終了時間間際。
もうこのあたりになると周囲はあまりアタらなくなっていたけど、ゾーン入りしてアドレナリンとドーパミンが吹き出まくったおっさんには、タナさえ合っていれば必ずアタる変な自信さえつけていた。
大策船長の「今日はこのあたりで上がっていきます」の「このあたり」と同時にアタリを出し、フッキングも成功。
水面下10メートルまで巻き上げたけど、痛恨のバラシ。
フグが丸くなってカットウの刺さってる角度が変わって…な、湾フグあるあるなバラシでした。

終わって見れば白子を垂れ流しまくりなオスばっかり4匹と、前回までの結果から見れば大勝利と言ってもいい結果。


当日の結果は0~6匹。
途中のトラブルによる時間のロスが無ければトップは超えてたな。
もっともトラブルのせいでゾーン入りした気もするけど。

今年のトラはアツいぜ!。
そのアツさ、特に今日みたいに当たったときのアツさを表現するのなら、タイランドのバラボリのエサ撒きタイムかな?Σ\( ̄ー ̄;)そんなん誰が分かるねんw。
海上釣り堀でフレッシュな魚が自分の生簀に放たれたときってのも近いのかも。Σ\( ̄ー ̄;)行ったことないけどww。
なお、戦いに向かうのなら替えの仕掛けはたっぷりと。
できたら電動リールに山ほどPEを巻いておいて、誰かに巻き込まれて高切れしてもアセらない強く広い心を持ちましょう。


<使用タックル>
竿:浅草釣具オリジナル湾フグ竿(虎フグ用穂先バージョン)
リール:ForceMaster401DH
ライン:ミチイトPE1号 リーダーフロロ6号
仕掛け:浅草釣具オリジナル虎フグ仕掛け

<トラフグ釣果>
レコード:63センチ(6.1キロ)
今回釣果:4匹
最大釣果:4匹
ブログ開設後の累積釣果:6匹

<本日の晩ごはん>
勝利したので久々に勝本。んまい。


関連記事